合気錬体会NEWS
合気錬体会
第二代総師範 有満庄司
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お知らせ 好評発売中 かねてよりご希望の多かった新作DVDを販売いたします。 タイトルは「合気錬体会の技法 特別講習会編」です。 2011年夏に行われた内部向け講習会の模様を収めたビデオとなります。 本来は門人向けの内輪の講習会で公開する予定の無かったビデオです。 ですから門人に対して親切に解説実演していて、必見です。 市販のビデオなどは無難に型や形の紹介で終わっているものが多いですが、 この講習会は門人に上手くなってもらおう、上達してもらおうという趣旨で 開催されていますから、現錬体会の技法の術理を丁寧に解説しています。 見直してみても自分でも良いビデオだと思っています。 格闘技などとは違う大東流の武術的身体操作についても明確に説明していますし、 いかに力まないで無駄な力を使わないで武術に必要な力を養成するかも 伸張力基礎訓練法のところで解説実演しています。 本来はこういう地味だが効果の高い養成法は、隠して表には出さないものです。 これは毎日コツコツと修練することで合気の手(小手之合気)を養成することができます。 このビデオに興味を持たれる人は大東流や合気道をはじめとする合気系武道を すでにやっておられるか、またはこれからはじめようという方でしょうから、 もし購入されたら、とにかく見て真似して動いてみてください。 このビデオは合気系武道に必須の身体操作や技を解説実演していますから、 私の動きや門人の動きを見て、その動きを真似するだけで上達できるように また武術体(合気之錬体)を養成できるように工夫しています。 一人稽古だけでも良いですが、できれば家族や友人に稽古相手になってもらって 稽古すれば、色々な気付きもあるでしょう。 もしくは武術好きの人間を集めて同好会を作っても良いのではないでしょうか。 このビデオをメインに入会者用ビデオを併用すれば、十分稽古できます。 特にPart.2で解説している合気拳法は必見です。 護身術としても実用になるように「後の先」の技を解説していますが、 (現代社会において先に手を出すと、たとえ相手が悪くても不利になります) 「崩し」や「付け」の技術は、空手や拳法の修行者にも参考になると思います。 もし合気錬体会が常設道場を持つ会でしたら、とてもこうして技や術理を 公開することはできなかったでしょう。 常設道場があれば、月謝を払ってもらって長く通ってもらう方が良いですからね。 自分で術理に気付くまでの数年分の月謝を考えれば、メチャクチャ格安です。 好評発売中 希望の方はメールで(aiki-rentai@777.nifty.jp)お申し込みください。 会員の方は入会DVDに記載されている会員番号を添えてお申し込みください。 合気錬体会の技法 Part.1 (収録時間60分) 定価 12.600円(税込、送料サービス) 収録内容:歩法訓練、伸張力基礎訓練法、弛緩力用法など 紹介動画 http://www.youtube.com/watch?v=lO7zL7TXGWQ http://www.youtube.com/watch?v=D2B1qbwuiRU 合気錬体会の技法 Part.2 (収録時間60分) 定価 12.600円(税込、送料サービス) 収録内容:柔術座技5本、立技5本、合気拳法など 紹介動画 http://www.youtube.com/watch?v=2Wl8zhCq3xM ★ビデオを見て真似て動くだけで、合気武道全般に必要な力の使い方と 体の動きが身につくように工夫いたしました。 DVD2枚セット価格 定価21.000円 会員価格16.800円 (税込、送料サービス) よろしくお願いいたします。 申込み aiki-rentai@777.nifty.jp |
「合気体現サークル」会員へお知らせ 平成21年1月9日 吉丸慶雪 今年の計画についてお知らせいたします。 今回の機関紙『合気体現者』の発送は少し遅れてAグループは1月15日くらいに、Bグループは1月20日くらいになります。少し待って不着の際は、ご連絡下さい。 現在、機関紙『合気体現者』は第2回まで配布済みですが、第12回で終了したいと思います。 合気には二つの形があります。 気を合わせる方法も体を崩す方法も弛緩力を使う必要がありますが、順序としては「体を崩す方法」が最初で、崩すことに熟練すると自然に「気を合わせること」が出来るようになります。 したがって弛緩力をまず理解し体得することです。といっても弛緩力の体得は難しく、「ある理由により」殆どの人は弛緩力を理解することすらできません。 合気体現サークルの訓練は、合気の体得に特化して具体的な訓練法を提示し、その目的に到達させたいと思います。 ただし私は「合気の体得」は社会的にはあまり意義がないと考えています。なぜかというと武術の初級・中級者がたとえ崩しの合気を体得しても、たとえば路上での暴力などにあったときには役に立ちません。せいぜい道場の稽古仲間の中で上手いという程度です。 現在、社会不安が高まる中、理不尽な暴力に対して有効な「弱者の護身術」が存在しません。 私に残された時間は多くありません。あと10回の機関紙『合気体現者』で合気体得への道筋を示しておきたいと思います。 |
20.10.26
吉丸慶雪 合気錬体会会員 各位 合気道・大東流「究極の上達法」を案内したところ、現在、約100名の入会者がありました。 それでもうこれ以上の指導は時間的に限界であるので、これで〆切とすることにしました。 この「究極の上達法」は、知識を教えることではありません。 「究極の上達法」の主体は映像の分析にあります。それには「合気を体得」するために、自己の演武を撮影する努力が必要になります。 合気道あるいは大東流は型稽古であります。そして型稽古の眼目は、法形に従って「正しい運動」を行うことにより「正しい認識」を得ることにあります。 その認識を持っていない法形は不備であり、「正しい認識」に達することはできません。 以前、その型稽古をするために佐川派「体之術 一元之術理」を整理し、「一元合気錬体法・弛緩力テキスト」として纏めました。 そしてその「一元合気錬体法・弛緩力テキスト」は、著書「合気道 極意の秘密」や「DVD 弛緩力テキスト」等にて提示してあります。 従って「究極の上達法」の稽古は、弛緩力テキストの型稽古とその演武の撮影になります。 ★注意(佐川幸義先生は昭和42年より3.4年くらいの間、佐川派大東流合気武術を名乗っていました。当時の技法と現在の佐川道場の技法とは違うために、便宜的に佐川派「体之術 一元之術理」としました。) |
吉丸式 合気道・大東流「究極の上達法」 20.10.5 吉丸慶雪
【鍛練の目的−合気之体】(『合気道の奥義』357ページ) 結局のところ(諸々の技は)合気之体を作ることが目的であって、合気之体ができればどう動いても技になり合気になる。1977.11.21 佐川幸義先生 動けば合気になる。(諸々の技は)合気之体を作ることが目的である。個々の技ではない。身体そのものが合気である。1975.1.12 佐川先生 【では、「合気之体」とは何か、】 「合気之体」は体を鍛錬するとか精神力を鍛錬するとか、普通の人か考えている「鍛錬」という範疇のものではない、ということである。 つまり正しい動作、欠点のない動作を獲得したとき、これを「合気之体」というのである。 ではその「合気之体」を体現する方法論としては何かというと、佐川道場においては佐川幸義先生の「体之術第一元之術理」の正しい実践であった。しかし現代生活では、数多くの技法訓練を長年月を費やすことが不可能である。これで私は、先生の「体之術第一元之術理」を整理し、実践のための詳細な解説を付け、これを「一元合気錬体法 剛・柔弛緩力テキスト」とした。『合気道極意の秘密』 【「合気之体」の作り方】 「合気之体」について、理論的には拙著『合気道極意の秘密』で終了した。しかし一般的に「合気之体」を体得することは困難である。まず「合気之体」は「弛緩力の体」「呼吸力の体」と殆ど同じであるが、弛緩力・呼吸力というものは内部の感覚によるものが多く、従ってこれを理解するのが難しい。しかし内部の感覚は必ず外部の体を表現されることである。とくに姿勢に表現される。 太極拳では正確な姿勢で架式を延々と演武するが、これがつまり勁力の体得法である。だから佐川先生の「第一元技法」を正確に真似することが、弛緩力の体得法になるのである。さらに弛緩力の体得は「合気の体現」になるのである。 理論ではこれで弛緩力の体得は可能であるが、実際には体得はほとんど出来ないのは何故か、それは体の欠陥があるからである。 【@ 人間の欠陥】 (四つ足)動物の前進は、前肢は体を前に引き寄せ、後肢は蹴り伸ばす働きをしている。ところがわずか150万年前、二足歩行を初めヒトとなって以来、人間特有の運動を開発した。これが前肢から進化したところの腕の使い方である。簡単に言うとこれは「屈筋使用より伸筋技術の進化であった。これは拙著『発勁の科学』1990に説いたものである。 人間は理想的に完成されたものではなく殆どの人は未完成と言うことができる。だから「腕は力む器官」と言っても過言ではない。つまり人間は生まれつきの「力む欠陥」を持っているのである。 従って「力む欠陥」を克服は焦眉の急となる。 【A 個々のクセ】 人間は「なくて七クセ あって48クセ」がある。クセというものは無意識的であり、自分でこれを修正するのはきわめて難しい。良い指導者を必要とするわけである。 人間が、生まれつきの「力む欠陥」および「個々のクセ」を克服したとき、始めて「合気之体」を体得できた、と言うのである。 では、生まれつきの「力む欠陥」あよび「個々のクセ」を具体的な方法で直すことが出来るのか。 【@−1 人間特有の体の欠陥を直す】 伝統芸能あるいはスポーツ競技の基本を指導者について習うのが良い。これにより普遍的な要領を体得できる。たとえばダンス・ヨガ・ストレッチなどは適切である。とくに日本武術太極拳協会は全国的に指導者のレベルが高いので公民館レベルでも良い指導者を得ることが容易である。 他種目の基本を、正式に習うことにより普遍的な体の要領を知ることができる。 【A−2 個々のクセを直す】 「一元合気錬体法」の実践である。「一元合気錬体法」は、24式太極拳のように、 18本の規定形を稽古することにより正しい姿勢・正しい動きを体得するよう企画したものである。これにより「体術のクセ」を発見することが容易になった。 しかし指導者が修行者の欠点を指摘しても、修行者自身がその欠点を納得しなければ、直すことはできない。 【映像による上達法】 しかし現在では、映像で直ぐに手に入り、指導者が原因を究明することが容易になっている。
というより自分の映像を客観的に見ることにより、自分の欠点を納得し、自分の欠点を自覚することになり、それにより欠点を自分で直すことができるようになる。 つまり自分が自分で直すと決心するとき、始めて変身が成功するのである。 これが合気道・大東流の「究極の上達法」である。 |
合気錬体会会員当て 近況 平成20年7月21日 吉丸慶雪 平成16年2月末、柔道場にて倒れ急救車で入院、2晩3日の後に生還、これが一回目の危機、平成16年の夏に猛暑のために自治医大に入院、これは2回めの危機、平成19年11月に体調が悪いので検査のため入院したところ次々と体調が悪化し、12月には危篤状態になりました。それは本当の危機でしたが、辛くも命は取り留めました。その後、平成20年3月に手術が奏功して生還したのですが、約半年の入院中、ベッドの上での安静生活の為に足の筋肉が痩せて力が無くなったので歩行困難となってしまいました。それで5月には静岡のリハビリ病院に転院して歩く訓練をし、そしてようやく平成20年6月7日に退院できました。 私の佐川幸義先生の研究は、平成17年3月に『合気道極意の秘密』発刊したことにより終了しました。合気の実技は、有満庄司が理論的(伸筋制御運動)にも体現し、さらに新しい発展をしています。 さて私は回復したことにより3年の余裕ができました。それで最後の仕事として、佐川幸義先生の「体之術一元之術理」を完全に映像化したいと思います。(弛緩力テキストは一部) 佐川幸義先生の「体之術一元之術理」は、考えれば考えるほど感心させられる研究された技法です。一元の訓練は「合気」に通じているという意味が、後になって分かったのです。 昭和51年当時(大東流伝合気道)では、私にはこの意味が分かりませんでした。 技法の体得にはまず正確な形を覚える必要があります。つまり「正確な形」=「体」を作ることです。普通の人は「用」つまり「合気の働き」を研究するのですが、「体」が出来ないと「用」(合気の働き)は絶対に出来ません。これが先生の「合気之錬体」ということです。正確に形を習っていると、いつのまにか技の意味が分かってくるのです。 私の場合、先生が後ろで見ていて、「駄目!」「駄目!」と言われ、これが2日に1日、3年間の間、駄目、駄目と言われ続けましたが、しかしこれで少し良くなったのです。先生が「まぁまぁ」と言われたのは10年後です。私は強くもなく武才もないのですが、形を真似る才能はあって、先生の形を真似ることは得意でしたが、それでも10年掛かっています。そして「用」が分かったのは30年後の『合気道の極意』の発刊の直前でした。 しかし現在では、私が先生に受けたような訓練は出来ません。それで私は最後の仕事として「体之術 一元之術理」を完全に復元して映像を作ることにしました。現在伝承者の6名を訓練中です。これを繰り返し繰り返し見取り稽古することにより 自然に「合気之錬体」(=伸筋制御運動)が出来ることを期待しています。 護身武術心技合気道講座(予定)の中で「体之術 一元之術理」を扱います。 |
合気錬体会の正式教科について次の通りです。
大東流合気柔術錬体会
体術技法 佐川派大東流合気武術(正伝大東流合気武術)
弛緩力合気(大東流伝合気道を含む)
弛緩力拳法(心技護身拳を含む)
体術理論 合気錬体メソッド(弛緩力即ち伸筋制御運動の理論と実践)
別伝 吉丸式護身武術
佐川幸義先生の正伝大東流合気武術については、合気錬体会の体術技法は改変することなく、佐川派大東流武術を正式教科にしています。
なお合気錬体メソッドの理論に基づく弛緩力合気・体術・拳法などは、佐川派大東流とは区別して指導します。
吉丸慶雪の伝承は以下の通りです。これらを有満庄司へと伝承しました。
1.正伝大東流合気武術八元、大東流伝合気道
2.山本・佐藤伝大東流合気柔術・秘伝奥義之事
3.植芝・佐藤伝合気道
吉丸慶雪武道略歴
泉川寛喜先生 比嘉派剛柔流空手道 1951年入門 四段
佐川幸義宗範 正伝大東流合気武術 1961年入門 八元直伝 奥伝四段
佐藤金兵衛先生 山本伝大東流合気柔術 1993入門 個人教授約120回
1998年 大東流合気柔術秘伝奥義之事 免許 される
1.会員募集 入会金14000円(含消費税)
次の要領で会員を募集します。
氏名・住所・電話番号を登録するだけです。他に条件なし、もちろん月謝・会費・義務などはありません。
添付資料 @『合気道極意の秘密』DVD 無料
A「吉丸慶雪基礎教室DISK1」DVD 無料
B「吉丸慶雪基礎教室DISK2」DVD 無料
練習資料については逐次資料を整備しますので別項でお知らせいたします。
@ARM 映像資料@ 『合気道極意の秘密』★合気理論の映像と解説★吉丸慶雪解説DVD60分 無料
タイトル1 うつらかすことと弛緩力
タイトル2 合気は気を合わせることである
体之合気「気を合わせる」とは肉体的な技法であることを始めて映像で説明したものです。
タイトル3 弛緩力の様々な表現
(1)上げ手弛緩力訓練法公開講習会風景 合気錬体会 有満庄司師範
(2)弛緩力による合気投公開講習会風景 同上
(3)太極剣による勁力の表現 渋谷太極拳連盟 立石朝士会長
(4)比嘉世幸伝剛柔流空手道 泉武館初代館長 泉川寛喜武徳会範士
泉武館二代館長 泉川寛文師範
泉武館三代館長 泉川勝也師範
AARM 映像資料A 『吉丸慶雪基礎教室−1』DVD版50分 無料
BARM 映像資料B 『吉丸慶雪基礎教室−2』DVD版40分 無料
この基礎教室は佐川先生が60才で私が30才、先生が75才まで15年習った基礎的な一元技法を出来るだけ正確に復元したものです。ただしこの課目は体系的ではないことをお断りしておきます。
吉丸慶雪基礎教室DISK 1 1−@ 指の伸ばし方 1−A 掌の伸張 1−B 円相水走りの構え 2.佐川派手解き 2−@ 手解き片手捕 2−A 手解き両手捕 2−B 手解き内手捕 3.手解き一人稽古 3−@ 片手捕 3−A 両手捕 3−B 内手捕 4.打法 高速技法 4−@ 手刀 4−A 横面打 4−B 接近戦裏拳 4−C 掌打 4−D 正拳 5.佐川派振り解き 5−@ 正面打のさばき 5−A 正面打突のさばき 5−B 横面打のさばき 差し足の説明 5−C 奥襟捕のさばき 5−D 首締めの振り解き 5−E 片袖捕の振り解き 振り解き一人稽古 一 元逆の説明(一ヶ条逆) 6.座捕正面打腕抑え(座捕りの代用) |
吉丸慶雪基礎教室DISK 2 1.掌の伸張力法 2.足・腰背部鍛錬 3.大東流体捌き 3−@ 手の動き 3−A 掌底目潰し 3−B 弓歩での打ち捌き 3−C 虚歩での内捌き 3−D 内捌き二人稽古 3−E とぼそ 3−F 横移動の要領 3−G 内捌きと体捌き 4.直進力 5.攻手 5−@ 正面打 5−A 横面打 5−B 正面突 5−C 掌底打 6.内捌き 7.佐川派一元技法 (1)横面打小手返し (2)首締め入身落し (3)上抱捕一ヶ条 (4)横面打逆背負い 参考、腕抑え腰当て身 (5)四方投後変更 (6)後両腕捕入身落し 参考 @ 吉丸師範の腕抑え A 2003年ころの有満師範 |